昨日、筑摩書房さんから明細が来て『数学文章作法 基礎編』電子書籍の売上がわかった。思っていたよりもたくさん買っていただいたようで大変うれしい。具体的な売上数は言ってはいけないはずなので書けない。時期的にまだ『推敲編』の数字はまとまっていないけれど、こちらも楽しみである。
「思っていたよりも」と書いてしまったけれど、実はあまり考えていなかったというのが正直なところ。三冊目の『執筆編』を最近進めていないのでがんばらなくては。すでに書いた本が売れるのは感謝なことだし、それがわが家の生活を支えているわけではあるが、売れ行きを見守ることと次の本を書くこととは違う。
『数学文章作法 執筆編』は、結城メルマガで不定期に連載中。こちらは第3章あたりをうろうろ。このままだと、今年出版は難しいかな。
現在出版に一番近いのは来月刊行の『暗号技術入門 第3版』である。これは編集部にすでにファイルは渡っていて、今後の進め方を話し合い、初校へ進むところ。
今年確実に出すもう一冊は『数学ガールの秘密ノート』のベクトル編。今年の秋に出す。Web連載のファイルを私が編集して構成を考えている段階。今月はこれをバリバリ進める。
今年脱稿を目指しているのが『数学ガール6』で、現在は第3章あたりをうろうろ。まだ「よしこれだ!」までは至ってないので苦戦中。
ここまでは本の話。あとは日々の活動として、毎週火曜日更新の結城メルマガと、毎週金曜日更新のWeb連載がある。
好きなことを仕事にできるというのは感謝なものですね。いつも応援ありがとうございます。