ふだん使っているMacBook AirをOS X Yosemite (version 10.10)にバージョンアップした。
/usr/local
に大量のファイルがあるとインストールにとても時間がかかるという話を聞いたので、待避してスピードアップした。
すべて実行するのに、二時間程度かかった。
手順は以下の通り。
外付けUSBハードディスクにTime Machineでバックアップを行った。
アップルマーク>ソフトウェア・アップデートで、できるだけアップデートをした。
brew update
以下のコマンドを実行した(機械的に実行したのではなく、指示に従った措置を行った。詳細は省略)。
$ brew update
$ brew doctor
$ brew cleanup
なお、この際に、/usr/local/Library/brew.rb
の一行目をチェックしておくといいらしい。YosemiteではプレインストールされるRubyのバージョンが新しくなるため、/usr/local/Library/brew.rb
の一行目(shebang行)にRubyのバージョンが明示的に書かれていると動かなくなる可能性があるらしい。
以下のように、.../Current/...
になっていれば大丈夫。
#!/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/Current/usr/bin/ruby -W0
/usr/local
の待避以下のコマンドを実行して、/usr/local
を自分のホームディレクトリ直下に待避した。
$ sudo mv /usr/local ~/local
※/usr/local
以下に自分がふだん使っているシェルがインストールされているとハマるらしいので注意。詳細は末尾の「参考サイト」参照のこと。
AppStoreでYosemiteをダウンロードして、指示に従う。
残り20分→残り8分→終了(途中で何回か自動的に再起動)。
/usr/local
の復帰以下のコマンドを実行して、/usr/local
を復帰した。
$ sudo mv ~/local /usr
brew doctor
以下のコマンドを実行した(機械的に実行したのではなく、指示に従った措置を行った。詳細は省略)。
$ brew doctor
外付けUSBハードディスクにTime Machineでバックアップを行った。